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【第5回】FSC®︎認証について 〜FSC認証とSDGsの深い関係〜
前回の記事(【第4回】FSC®︎認証について 〜FSCトレードマークがもたらすメリット〜)では、FSCトレードマークがもたらすメリットを解説しました。
FSC認証製品は、企業の環境活動を支援するだけでなく、消費者が森林保全に貢献する選択肢を提供します。
さらに、FSC認証はSDGs（持続可能な開発目標）の達成においても重要な役割を果たしています。
今回は、FSC認証がSDGsにどのように貢献しているのか、その具体的な関係について解説します。
FSC認証とSDGsの関係性
Forest Stewardship Council®︎（FSC：森林管理協議会）は、SDGsの14の目標と40のターゲットに貢献しています。その中でも、特に直接的な貢献を果たしているのが以下の目標です。
目標15：「陸の豊かさも守ろう」
ターゲット15-2：「2020年までに、あらゆる種類の森林の、持続可能な形の管理をすすめ、森林の減少をくいとめる。また、おとろえてしまった森林を回復させ、世界全体で植林を大きく増やす。」
FSC認証林で実施されている活動や、それらが与える林産物マーケットへの影響によって陸の豊かさを守ることにつながります。 FSC認証は、持続可能な森林管理を実現し、森林の抱える問題を解決するための具体的なツールです。
SDGsにおける課題とFSC認証の役割
2024年時点でも、SDGsの目標15においては「深刻な課題がある」と指摘されています。
主な問題は以下の通りです。
森林の減少：無計画な伐採や乱開発が続き、生態系が破壊される。
生物多様性の危機：野生生物が絶滅危惧種になる事例が増加。
地域住民の暮らしの崩壊：森林資源に依存する人々の生活が脅かされる。
FSC認証製品を選ぶことで、こうした課題に立ち向かうことができます。
認証製品の需要が高まれば、持続可能な森林管理が広がり、森林の保全につながります。
FSCは、SDGs達成に向けた強力なツールです。
特に、環境に配慮した商品を提供したい企業にとっては、FSC認証の導入が効果的な選択となります。
ドゥパック阪和では、FSC認証のパッケージの製造を通じて、企業様のSDGs達成をサポートしています。
次回は、「ドゥパック阪和のFSC認証への取り組み」について詳しくご紹介します。
ドゥパック阪和では、森林の減少や荒廃を防ぎ、未来の世代へ健全な森林を引き継ぐために、FSC認証材、再生資源、およびその他の管理原材料を使用したパッケージを製造しています。
私たちは、未来の世代へ健全な森林を引き継ぐための一助となることを目指しています。
パッケージに関するご相談は、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。
